タチヤは1981年の設立以来、増収を続けており、直近期 (平成22年3月) には売上高125億9000万円、経常利益8億4000万円という高収益体質を実現した。
当社のオペレーションの特徴は、以下の4点に集約される。
1.仕入担当責任制(商売人の魂)
- 各店舗の商品 (生鮮食品) の仕入れ担当者 (一軍) が商品の仕入・運送・陳列・販売という一人4役を担当するという独自の仕入販売システム。
- 在庫を持たず、当日中に商品を売り切ること。各担当者は、閉店の数時間前から値引きをしながら、毎日完売を目指します。 (在庫10店舗で約4000万円)
- 毎日商品を売り切ることで、常に新鮮な商品を仕入れ、販売することが出来る。また、生鮮品の保冷保管設備等を削除できるため、経費・スペースの無駄を省く。

2.独自の仕入(利はもとにあり)
- 各店舗の仕入担当者約46名が、毎日早朝一斉に名古屋とその周辺にある4箇所の卸売市場に出向き生鮮食品の仕入を行う。
- 毎日の仕入品目、数量、金額は、各店長を含む仕入担当者の判断で決める。
- 各仕入担当者は、他市場から仕入に向かったほかの担当者と携帯電話で情報交換を行い、最も条件のいい市場から商品を買い付ける。

3.徹底したローコスト・オペレーション
- 出店方針…タチヤはスーパーなどの閉店跡に出店するなど、出店時にコストをかけません。1店舗あたりの設備投資額は、改装費を含め月商の約0.7ヶ月分が目安です。
- 店内設備…一般の食品スーパーで使用される多段棚を利用せず、専用の簡易な平台を使用する。青果などは、店頭に仕入れたままの段ボール箱のままで販売することもある。商品の価格等は、ダンボールの裏にペンで手書きしたものを利用するなど、コスト削減を徹底している。
- 口コミ戦略…販売促進用の広告は新規開店時を除いて、原則的にしない。平成16年4月に開店した高針店以降、開店広告もしなかった。

4.能力・成果主義
- 各店舗の商品 (生鮮食品) の仕入れ担当者 (一軍) が商品の仕入・運送・陳列・販売という一人4役を担当するという独自の仕入販売システム。
- 在庫を持たず、当日中に商品を売り切ること。各担当者は、閉店の数時間前から値引きをしながら、毎日完売を目指します。 (在庫10店舗で約4000万円)
- 毎日商品を売り切ることで、常に新鮮な商品を仕入れ、販売することが出来る。また、生鮮品の保冷保管設備等を削除できるため、経費・スペースの無駄を省く。

大手食品スーパーマーケットとの違い
| 店舗名 | タチヤ | 大手SM |
|---|---|---|
| 仕入 | 各店舗の仕入担当者が、毎朝、卸売市場で仲買人と仕入交渉を行い、その日に仕入れる商品と量を決定する。 | エリアのバイヤーがその周辺店の商品を纏めて一括で仕入れる方式を採用しており、予め決まった商品を仕入れる。 |
| 販売 | 仕入れと販売を同一の担当者が行う。 | 仕入れと販売を同一の担当者が行う。 |
| 特徴 | キャベツ等の定番商品を除き、仕入価格は、価格と品質に応じて、その場で決定するため、毎日品揃え、価格が変化する。 | 商品の安定供給が第一の条件であるため、特定の商品を特定の仲買人との間で長期的な取引を通じて仕入を行う。 |
| 仕入価格 | 基本的に商品の確保に縛られることがないため、柔軟に仕入商品を決定することができ、あくまで安さを追及した交渉が可能となる。 | 折り込みチラシを事前にうって販促を行うため、予め販売価格を決定する必要がある。従って、仕入価格は、一定の粗利を確保できる価格で事前に決定される。 |



